mP6
Overview
RISE mP6 プロセッサ(以下、mP6) は Socket7 用 intel Pentium w/MMX(P55C) 互換プロセッサとして 1998年に発表された。動作クロックは
Socket7/Super Socket7 互換の 296ピン BPGA の2種類。低消費電力設計ながら同クロックのCeleron、Pentium with MMX よりも高速という。x86 命令と MMX 命令用にそれぞれ3つのパイプラインを持ち、1クロック当たり3つの整数演算、または3つの MMX 命令、または2つの浮動小数点演算を同時に実行できる。これにより、3Dゲーム、ビデオカンファレンス、ソフトウェアモデム、ソフトウェアDVDなどのアプリケーションに最適であるという。なお、MMX 命令の1クロック当たり3命令という処理能力は、PentiumII/Celeron/K6-2 の2命令を上回る性能である。浮動小数点演算のパイプライン化 (PentiumII/Celeron/Pentium with MMX と同等) についても、Pentium 互換プロセッサとしては mP6 だけの特徴である。
初発表日:1998年10月13日
周波数:200MHz(266) / 190MHz(233) / 166MHz(200)
バス幅:
物理メモリアドレス:
パッケージ:296ピン BPGA
トランジスタ数:
製造プロセス:0.25μm
ダイ・サイズ:
キャッシュ:L1 / 16KB
動作電圧:2.8 / 3.3V
消費電力:6.28W (266)
ピン側。中央にコンデンサ用とおぼしき空きランドがあるが何も実装されていない。
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