R4400MC


Overview

64bit RISC (Reduced Instruction Set Computer:縮小命令セットコンピュータ) プロセッサの草分け的存在として、1993年5月に発表された。MIPS 社自体は CPU を生産しておらず、NECや東芝、IDT にライセンス供与することでチップを供給していた。
RISC プロセッサは CISC に比べ内部アーキテクチャが簡素なため、高速動作が可能で、当時のロードマップでは 1GHz の壁を越えるのは RISC だろうと考えられていた。
同時期の CPU として、intel Pentiumプロセッサ 66MHz、DEC ALPHA 21064 200MHz、IBM PowerPC 601 60MHz などがある。
MIPS R シリーズには、セカンドキャッシュインタフェースを持たない PC と 搭載した SC、SC にマルチプロセッサ対応機能を加えた MC があり、掲載している写真は R4400MC である。

初発表日:1993年5月
周波数:150MHz、200MHz、250MHz
バス幅:64bit、66〜125MHz
パッケージ:SPGA
トランジスタ数:230万
製造プロセス:0.35μm
ダイ・サイズ:
キャッシュ:L1 / 32KB (I 16KB + D 16KB)
動作電圧:3.3V
消費電力:

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