PC-9800で GLINT MX を使う

AccelGraphics社から発売されている 3Dlabs GLINT MX 搭載の Accel MX。 標準でVRAMを8MB、テクスチャ、Zバッファ用として16MBのDRAM搭載し、 強力なOpenGLアクセラレーションを提供する。国内メーカーでは、Canopus社の PowerWindowGMX が同じチップ構成だが、こちらはテクスチャ8MBと少ない。 ハードウェアスペックを紹介すると、


グラフィックチップ:3Dlabs GLINT MX + DELTA
RAMDAC:TI TVP3026 220MHz
Bus Location :PCI 2.1
主な解像度(8MB版) :1024*768Dot 32Bit/Pixel 100Hz
ドライバーサポート :NT4.0,OpenGL,Heidi
PC-9800への搭載
搭載するにあたって、ジャンパピンが1つ必要である。
ボード中央付近にVGA-Disableのピンがある。ここにジャンパピンを挿す事で、
VGAコントローラを切断出来る。
あとは、以下の手順でどうぞ。
1.本体に実装する。
2.ドライバを組み込んで再起動。
  これで Accel MX が動作するはずである。
導入に当たっての注意
・現在動作確認しているOSはWindowsNT4.0sp3のみである。
・Windows95では3Dlabsリファレンスドライバでも駄目だと思う。
・搭載可能マシンは、PCIバス搭載機であれば大丈夫な様だ。
・SV-98model2、3/PC-9821Rs20/B20で動作確認済み。
・以下にベンチマーク結果を示す。

★ ★ ★ HDBENCH Ver 2.610 ★ ★ ★
使用機種 SV-98 model 2N1
Processor AMD K6 3D 375.0MHz [AuthenticAMD family 5 model 8 step 0]
Display AccelPRO MX 3D Video Accelerator
Memory 179,644Kbyte
OS Windows NT 4.0 (Build: 1381) Service Pack 3
Date 1999/ 1/ 9 2: 7

ALL 浮 整 矩 円 Text Scroll DD Read Write Memory Drive
解像度 1024x768 1677万色(32Bit)
12758 25916 33451 24390 4710 8751 195 2 2908 1747 22083 C:10MB
解像度 1024x768 1677万色(32Bit)
12672 25924 33467 23317 5059 8799 32 2 2967 1811 22075 C:10MB

上が Accel MX 添付ドライバで、下が3Dlabsリファレンスドライバです。
ちなみに、Scrollの値が全然違いますが、下と変わりません。
本来ならば、OpenGLBenchで測るべきですが、とりあえず爆速です、OpenGLは。


一つ前に戻る