SV-98model2に Cyrix MII を載せる 1.はじめに 以前から SV/2 の Socket5 に MII を下駄無し直接実装を強行しようと 計画しておりましたが、友人からCPUを任意に戴くことが出来、実験開始です。 これまでに解っている事を列記すると、 ・CPU換装の要領は、AMD K6 シリーズと同様である。 ・MII の一般的な動作電圧は、IO 3.3V/Core 2.9V である。 ・MII の絶対定格は、IO 4.0V/Core 3.3V である。 ・最近のMIIは、4倍設定を持っている。 もう一々説明するのも面倒ですが、SV/2 に魔法回路は必要無いので、とっとと 実行に移りたいと思います。ちなみに、今回使用したCPUは MII-300GP です。 2.用意する物 ・Cyrix MII CPU ・電圧降下下駄(PL-PRO/MMX Plus!を流用。NEC98用ではない) 3.作業手順 今回は以下の手順でやりました。 1.SV/2 の電源ユニットの +3.3V ADJ を、気持ち左に回す(3V弱にする) 2.CPU を取り付け、起動。 4.結果 動くのは当然として、今回は Socket5 に直接挿したため、BFピンが転けて 2倍動作になっていました(ぷ どうやら電圧降下下駄を挟んでVioとVcoreを分離してやる必要があるようです。 5.考察 直差しで3.5倍動作なら、コストパフォーマンス最高の CPU なのですが、 残念ながら安い下駄を挟んでやる必要が有りそうです。パターン的に P55Cの実装手順と同じですね。 6.おわりに 今度 MII-400GP と メルコ N3下駄を併用してやってみようと思います。