PC-9800でPC/AT互換機用VGAカードを使う 最近、PC-9800シリーズ対応のWindowアクセラレータは少なくなって、 一部のチップを搭載した製品しか選択枝が無くなってきたのが現状です。 しかも、国内I社と国内M社は互いに競合製品を創っているので、 現時点におけるPC-9800で動作保証されている高速なアクセラレータは、 NEC         フルカラーウィンドウアクセラレータボードX2(MATROX社 Millenium) アイ・オー・データ機器 GA−PII8/PCI    (3Dlabs社 Permedia2) GA−VDB16/PCI (3Dfx社 VoodooBanshee) メルコ         WHP−PS8S      (3Dlabs社 Permedia2) WGP−FX16N (3Dfx社 VoodooBanshee) くらいなものです。 おそらくこれで最期となる可能性が大きいです。 しかしこのまま黙って指をくわえて見ているのも悔しいので、 何とかして、AT互換機用の高速なアクセラレータが使用出来ないかと、試しました。 そして、一つの結論にたどり着きました。 ・WindowsNTなら、PC-9800もPC/ATも、ハードウェアの違いはOSで殆ど吸収されるので、  ひょっとすると周辺機器が使えるかも知れない・・・ これには2つの確証が有ったのです。 NEC純正のウィンドウアクセラレータはMATROX社の製品そのものであり、 また、VGA_BIOSが無効にされて出荷されている。 そしてサードパーティー製品もPC-9800用の設定ではVGAをOFFにするのが 基本となっている。 さらに、WindowsNT4.0sp3では、AT用のMilleniumドライバがPC-9800でも そのまま使用出来る事が既に判明していた。 さて、これからが正念場です。 今回は、AT互換機でメジャーかつ高速な製品を試しました。 PC-9800への導入手順も記しましたので、お役立て下さい(^^;