いきなりHTMLになっているので驚いた方もいらっしゃるでしょうが、私が如何に SV/2 に注力しているかがお解りになったと思います。

 さて、「歴代のメインマシン」のコーナーもいよいよ最終回となりました。 締めくくりは現役のSV−98model2です。 とりあえず活躍期間が最長で、なおかつ記念すべき実用となった(笑)SV型番第1号ということで、この回のみ、3部に分けて紹介する事にしました。

「SV−98が欲しいけど迷っている」そんな貴方にぜひ読んで戴きたく思います。 そして、また一人、SVユーザーが増える事を楽しみに待っています。

第4話 SV−98 model 2
LOAD:01「みんな幸せ」

注:サブタイトルと本編の内容は関係有りません。

SV−98model2導入までのいきさつ
SV−98モデル2、売りに出される
 平成9年7月。パソケットに参加していた「自爆なあいつ」の我々に挨拶に来たA氏(仮名(*1))が唐突に「インターネットでSV−98モデル2売ってるよ」と言い出した。その瞬間、私は「千載一遇のチャンス、これは買うしかないッ!」と思った。

はぢめてのPCI(PC-9800シリーズ編)
 ・・・思ったのも束の間、SV−98モデル2(以下 SV/2)のPCIスロットって、普通の PC-9821 互換なのかな?ちゃんと NEC98 用ボードが使用できるのかな?という話になって、皆で悩んでしまった。SV−98モデル1(以下 SV/1)がBf(PC-9821Bf)なのは既に持っていたので知っていた(*2)が、如何せんNEC98アーキテクチャのマシンで最初にPCIバスを搭載しているので、ハッキリ言ってPCIの挙動には疑問と不安があったのである。ユーザーの方々には申し訳ないが、初期の P54C 搭載の An,Xa,Xt では何かと不具合が多い(*3)と聞いていたので、SV/2 の第一印象は「こりゃ駄目かもしれないな」であった。 とりあえずA氏から店(*4)の所在、URL、連絡先等を教えて貰い、導入の検討に入る。

思案あれこれ
 とりあえず考えても仕方がなさそうなので、NECに電話。
「SV/2 に PC-9821 型番の PCIバスボードは使えますか?」「判りません。動作保証外です」
「PCI リビジョンを教えて下さい」「当方ではそういった呼び方をしていないのでお答えできません」
「じゃぁ PC-9821X-B03 は使えますか?」「本体に RGB 入力が無いので使用できません」
「ならWindowsを起動して B03 の出力を直接CRTに繋いだら?」「当方ではそう言った使い方は想定していないので動作保証外です」
どうにもならなかったので、とりあえず、買った後の事を考えてみた。
・PCIバスには、SV型番のボードしか使えない案
結局 SCSI と LAN が PCI接続になって HDD は速いだろうが、PCIビデオカードが実装できないので、オンボードのシーバスロジック(*5)でファイルサーバーとして、くすぶり続ける。結局データ入出力だけが速いフルタワーの B-MATE
・CPU換装出来ない案
これでは An や Xt と同じになってしまう説(爆)

とにかく当時は SV/2 に関する情報が皆無だったので、自分は最強のB−MATEを買うつもりで妥協した。もうXa10の代替機どころの騒ぎではない。無いナイづくし復活、である。ちなみに今回の「ない」は、「PCIが役に立たナイ」「Xa10の代わりにならナイ」「結局役に立たナイ(笑)」である。
とりあえず当時の私の心境を語らせて下さい。
「アァもう腐りきってる!」


(*1)A氏(仮名)・・・我々にSVの偉大さを布教した現在のSV補完委員会名誉顧問。
(*2)SV/1とBf・・・違いは、DUMP-SWの有無、増設FDDボード用コネクタの無有、リセットSWの無有、パリティーの有無である。あとシステムクロックが66/60MHz、Cバスの数が4/3。
(*3)初期のP54C搭載マシン・・・An,Xa,Xt共に所有経験有り、Xaだけは後期ロットだった。
(*4)店・・・村岡商会(神奈川県東大和市)の事。
(*5)シーバスロジック・・・CirrusLOGIC GD-5428の事。他にも「トロイデントTGUI9680」が有名。



LOAD:02「美しきダークブルー」

第16話 えすぶいってなあに?
 で、ある日帰宅すると、SV/2が来ていた。
どうやら、箱、付属品が一式付いているようで、玄関から先に進む事が出来なかった。
青箱はとても貴重なので保管(*6)してある。デザインもいいし。

NT3.51もパッケージごと付いてきたので、とりあえずインストールに取り掛かろうと、電源を入れた・・・

「ピポッ」 おっ
「ゴー」 おっ?
「キュイーーンー・カシャン・カシャン・・・・・カシャラカシャラカシャラ・・」 あん?

とにかくうるさいので驚いてしまった。 まさかこんなに酷いとは思いも寄らなかったからである。これだけは気をつけた方がいい。

購入当時の装備は・・・ SV-98model2N1に準拠し、これに8MBx4が増設された状態であった。 ちなみにHDDは、DKU363-511である。現在でもソフマップの中古コーナーでよく見かける。元はサーバー、ハイエンド向けの製品なので、つまりはそういう事なのだろう(謎) あれでディスクアレイ(*7)を組んだらどんなに賑やかになることか(笑エナイ)

で、その後Xa10のST52160N(*8)をSV/2に移植し、DOSの環境で使ってみたところ、様々な問題点が浮き彫りになった。
・HSBが効かず、ハングアップする
・MJLでGD5428を選ぶと、画像が表示されない(*9)
・MATE-256が出ない(当然だな)
・ビープしか鳴らない(これも当然)
・やっぱり、Bfみたいだ(これだけは嫌だ)

まぁ多少は苦労するだろうと言う事で決着し、いよいよPCIバスの動作試験に入った。
まず、AHA-2940/J95をSV/2搭載のSV-98/2-B03と交換したところ、問題無くSCSIから起動できた。
次に、PowerWindow9130C-PCIを実装し、ドライバを入れてWindowsを起動すると、Windows3.1/NT4.0共に問題無く動作した。
結局、PC-9821X型番のPCIボードも使用できるであろうという結論が下された。

簡単にまとめてしまったが、当時はこの実験は今で言う[MMX換装][K6-III搭載]の様に緊張したものである。

その他、判明した事は、
・ファンが、電源(8cm)/本体背面(12cm)/HDDベイ裏(8cm)*2の計4つ装備されている
・パリティー付きSIMMを要求してくる
・気になっていたPCIリビジョンは 2.0 である(笑)
・INTELSAT.EXE では、ちゃんと430NXと表示され、パラメータも表示される(*10)
・Cバスライザーのマザー側のエッジがPCIスロットと同じ形状のコネクタである。
・メモリボードがEISAバスカードみたいだ(爆)
・IDE主体のXa10と比べ、格段に速い(笑)
・これは明らかに萌え萌えなマシンである(最重要)

この時、既に私の進むべき道は用意されていたのかもしれませんね・・・

(*6)model 1、1A、1A2 はSVとは呼ばないので、箱は適当に使いました(ぉぃ
(*7)まさか、本当にディスクアレイが構築できるとは・・・恐るべし廃人(笑)
(*8)当時、私はIBMerではなく、支離滅裂であった(謎)
(*9)SV/1の時もそうだった。
(*10)今度、極秘プロジェクト発足かも

なんだか、全6部くらいになりそうな予感・・・

LOAD:03「ディスクアレイは突然に」

 さて、SV/2が通常のPC-9821シリーズとして運用可能で有る事が判明し、様々な動作報告に関するレポートが東京BBS内同人ネット「*2@DJBK 自爆なあいつ」の掲示板にアップロードされ、SVに関する謎が解きあかされていった。 そして今回の話は平成10年2月末、アキハバラの某店(*11)にSV-98/SV-H98が勢ぞろいした事から始まる。今にしてみれば全機種制覇にはもってこいのチャンスだったが、当時はまだ甘かったというか手緩いというか貧乏学生というか、結局 SV/3しか買わなかったのだが、SV/2も数台並べられ、日を追うごとに少しづつ数を減らしていった。 そんなある日、私は SV-98/2-B04(ディスクアレイ対応SCSI-2インタフェースボード)の投入を決意した。というのはSV/2が大々的に売り出されたからで、やはり以前からSV/2を実戦投入している私としては非常に腹立たしい状態になっていた事(*12)は言うまでもない。とりあえずボードは買った。しかも何故か SV-98/2-U01(ディスクアレイ匡体)も買った。これで強大なSV/2を建造するための手段を得たのだが、如何せんHDDが無い。仕方が無いので、当時辛うじて持っていた1GBのHDDを2台繋いで試運転した。 接続したHDDは、
Seagate ST11200N(1003MB,SCSI-2)
nEC DKU366(ST31200N/1006MB,SCSI-2)
で、見ての通り、ドライブ単体ではWead,Write共に最高でも3MB/s程度しか出ない物だったが、B04に繋ぎ、RAID 1 にてミラーリングを行ったところ、DOSでの計測だが、R/W共に10000点オーバーを記録した(IO-DATA inspect.exeにて計測、BUFFERS=10)。 これはベンチ結果だけでなく、体感速度も脅威的で、その実力に心踊ったものである。
しかし、先に述べたとおり、当時はまだSCSIの大容量HDDを所有しておらず、残念ながらこのボードを使ったディスクアレイシステムを構築するに至らなかった。

そして月日が流れた・・・
私はとうとうIBM DCAS-34330(U-SCSI)を3台、買い揃える事が出来た。
当時はこれでも私がSV/2を買った時と同じくらいの値がしたので非常に苦しかった。いよいよディスクアレイ実戦投入の時である。詳しいコンフィグレーションの方法についての情報は、かたあま☆彡電脳工房 から入手出来るのでぜひ参照されたい。なお、SV補完委員会が発行した「SV MAGAZINE Rel 1.0」にも詳細が載っている。
キャッシュ8MB、RAID 5、実容量8268MBの高速ストレージデバイスは、以後10ヶ月に渡り、大幅に強化されたSV/2本体と共に「98サーバー」の名を欲しいままにしてきた。だが皮肉な事に、最近になって、キャッシュを増やすと劇的に速度が上がるという事が解り、32MB搭載した完成形になったのは今年の6月である(*13)

そして今年の夏、私の快進撃は留まる事を知らず、DNES-318350LVDの2台投入に走る。 単体で20MB/s弱の値を叩き出す新性能ドライブを使用した RAID 1 ミラーリングは、以前のDCAS-34330x3台体制よりも速い(*14)。 本来ならば10,000回転ドライブでディスクアレイを組むべきであろうが、既にかたあま☆彡氏がST39102LWx4というNEC98の世界では類をみない暴挙^H^H快挙を成し遂げたので、私は対抗してIBMの10krpmのHDDで逝こうと思ったが残念ながら安価に調達できる物ではないのと、DNES の手軽さも手伝って、現在に至っている。民生用なのにネ(ぷ
QuantumのATLAS10Kも十二分に速いが、私はさほど「カンタマー(*15)」ではないので、ここは一発、DMVS でディスクアレイを・・・と虎視眈々と策略中である。

LOAD:04「沈黙の暗躍者」

だいぶSV/2そのものの内容と離れてきたので、私がこれまでにSV/2関連で投入してきた物品について紹介しようと思う。
本体
私は8月現在、累計で6台のSV/2を購入した(うち3台は委員会内で転属)。 どうやら私はSV/2と非常に強い縁が有るようで、見る度に買っている気がする(笑)。 これまでに幾度と無くアキハバラから台車を使って自力回送してきたので、多分見かけた方も大勢居ると思う(写真撮影直後に先輩に遭い、その後、南武線快速復活計画氏にも遭遇したくらいなので)。私は貧乏学生なので、「適価(*16)」でないと手が出ないが・・・
ほぼ全てのロットを観たつもりだが、94年6月製の超初期ロットだけジャンパ線が1本飛んでおり、以後のマシンは数本がまとまって走っている。ジャンパ線がないマザーは観た事がない。 また、個体差も非常に少なく、大抵の場合、システムクロックは75MHzが上限である。 78.4MHzなら動かなくはないが、80MHzではまず稼働できない
周辺機器
周辺機器で特筆すべき点は、SV-98/2-B04 を累計3枚買っている事であろう(内2枚は委員会内で転属)。それに付随して、増設用ディスクアレイユニット SV-98/2-U01 も2つ程購入している(こちらは実戦配備前)。やはり快適なSVライフを送るには必須のアイテムなので、皆さんもSV本体を購入したらこれらのアイテムをぜひ投入して戴きたい。
ストレージ関連では、DGVS(9GB,10krpm)やDNES(18GB,民生用)やEXB-8505(8mm)、SDT-7000、その他ジャンクHDD等を意気揚々と買い漁り(今日買ったDDRS(民生用)は動かず意気消沈だが)、「ヤツ(*17)が通った後はペンペン草1本残らない」と言われるまでに鼻息が荒い。特にハイエンド製品には目がなく、「いつか見てろよ」と虎視眈々とその出現を狙っている。 ネットワーク関連(*18)では、ATM(155)のカードを2枚所有しており、きたるべきATMアップリンクポートに備える。現在は100BASE-TX全2重冗長接続に興味を抱いている。
その他の機器としては EPSON ES-8000(*19) が非常に欲しい。あと22インチCRTも。

アキハバラでの暗躍といえば語り尽くせぬ程有りまくるのでこの辺で終わりにしようと思う。 私をアキハバラで見かけたときは是非声を掛けて戴きたい。熱く語り合おうぞ(爆)


(*16)でも、皆さんが見つけたときは既に「売約」という札が・・・(スマ
(*17)以前は私ではありませんでした。もっと凄い方がおりました。
(*18)HUBではありません。スイッチです。ファースト・イーサーネット・スイッチ。
(*19)見開き A3+ ですから、A4 の同人死が・・・・(謎)